らくだメソッド「面倒臭い」に向き合う。no.80

5-15,6:58,2mis

 

計算中に「面倒臭い」という言葉が浮かんだ。

これは振り返ってみたい価値観だ。

 

前置きとして

ぼくは学習塾を運営していて

日々子供達と関わっているが

計算プリントを目の前にした時に子どもたちは「面倒臭い」という言葉が多々でる。

その際にぼくは確かになー。と感じ、いまの状況がこうで、これ以上進むならこのレベルでこう一定の計算力がないと進まないからやったほうがいいと思うんだけど、どう?と聞くようにしている。

それでも半強制感が出ていることもぼくも感じている。

その違和感を日々持ち続けながら関わっている。

 

そんな前置きとして

自分にも出た「面倒臭い」という価値観について考えてみようと思う。

 

まず状況は

異なる分母の足し算でさらに仮分数・帯分数も入ってくる、という状況。

普段なら異なる分母の足し算と仮分数・帯分数は別のプリントで出てきたが

2つが同時に出てきた、ということだ。

 

ここでぼくは面倒臭いと感じた。笑

なぜだろう、複雑な問題だからなのか。

複雑な問題だと何が起こるだろうか。

いま、ふと思ったのは複雑な問題だと

当たり前だが、間違える可能生が増える。

そんな自分を無意識に描いて

やり直しするのも面倒臭いし、

スピーディに解けないことも面倒臭い。

 

1つの仮説として

正答率が下がる、とそれに向き合うのが面倒臭いのかもしれない。

そうなってくると

感じるのはその正答率が下がらないような

教材プリントのスモールステップ加減が必要になってくるだろう。

 

それをらくだプリントでは成立することができる。

ま、この面倒臭さをらくだに感じたということは

まだまだスモールステップが必要になってくるのかもしれない。

ただ、今回だと合格はしているので、一時の感情かもしれない。

まだ判断は出来ないところだ。

 

ただ、面倒臭いという感情に浸らないようなスモールステップな

「楽な教材」が必要だということは今回の一件で腑に落ちた。

 

おしまい