小数の問題から学びたいように学ぶ自分がいることに気づいた。no.162
6-11,6:04,3mis
小数×小数の問題でした。
0.4×0.4= となるとやり方なんて無視して
0.16と書く。
これは今まで自分が「簡単に」できる問題だから
らくだがどうやっているか、
らくだがどう教えているか、
について特に意識しない。
でも、
0.0004×0.0004=
となると
ちょっと小難しくなる。
そうすると
らくだがどう解いているかを
参考にし始める。
ここから学ぶことは
僕は学びたいと思った事しか学べない、ということだ。
0.4×0.4= という問題に出くわしても
そこに一切に教えを請わないし、
教えられても退屈に思ってしまうだろう。
ただ
0.0004×0.0004= という問題に出くわすと
学びたくなるし、教えてほしい、という気持ちが生まれる。
ここで
教える方と教えられる方の両者の関係は対等になる。
教わる側が学びたいことを そっと差し伸べてあげる、それが教える側の仕事になる。
つまり
人は
学びたい時に
学びたい人から
学びたいモノを学ぶことしかできない。
ただ、
学びたい時に
学びたい人から
学びたいモノだけを学んでいると
自分の知恵は偏り
自分の学びたい範疇のモノしか学べないことになる。
だから
学びたくない時に
学びたくない人から
学びたくないモノを学ぶことは
ある種、重要な時間である。
そういう意味で
学校や仕事というのは
学び生きる上で重要な時間になり得る。
自由に学べる時間と
不自由に学ぶ時間が
バランスよくあることが
ある種、新しい自分へと繋がる手がかりになるのかもしれない。
おしまい。