検算を再検討④「検算の役割が見えた。」no.228
6-28,7:09,1mis
検算を再検討していて、
また新たな進化があった。
そして、
「検算の役割」ってのが
「検算の存在意義」ってのが
ちょっと説明できるような気がする。
昨日の記事を参照に。
言葉で表すのは難しいのだけれども、あえて言葉で表すなら
局所的な視点から全体的な視点へとフェーズが上がった、ということだ。
例えで言うなら
巨大迷路ゲームをする時に、地図を渡され、よーいドンとなった瞬間に、
なにふり構わず目の前の道をひたすらに進んで行くのか、
一度、地図を見て全体を把握してその上で戦略を考えて進んでいこうとするのか、
そんな違いだ。
後者を選択できる人は、「地図を見て逆算して順路を選べるか」という能力が必要だ。
その能力を鍛えるためには
ゴールから逆算して今に行き着けるかを何度も何度も確認すること。
それが計算でいう「検算」なような気がしてきた。
ひたすらに解いていく計算に
一度「待った」をかけて、全体を見た時に最速のルートはそれでいいのか、
という確認作業が検算をしていると見えてくる。
そして、ある程度、検算を進めると
計算問題に取り組む時に
ひたすらに進めようとした自分から
一度全体を見て最短ルートを選択して進めようとする自分へと
変わっていくのだ。
それが昨日の記事で書いた「わかる」ってことだろうと思う。
おしまい。