no.408 ポストスモールステップ至上主義について再考
高44,9:46,1ミス
前回の続きを読みかえして
話を進めてみる。
スモールステップ至上主義は,
個別化・最適化することで
個人に沿った学習機会を提示することで
より効果的な学習を行える,というもの
(いま,定義しましたので,ざっくりですが)
つまり,
できない→できるを目指す上で
適度な「できない」が重要ではないか,という提言。
これは,学校教育の経年による学習過程を批判した形になる。
個別な「できない」に対応することで
学習が進むと考えたわけだ。
そして,ポストスモールステップ至上主義というのは,
適度な「できない」だけでなく,
過度な「できない」に出くわすことで
適度な「できない」では出会うことのなかったであろう
学習を見つけることができた,という話だ。
らくだメソッドはそもそもそういう風に設計されていたのだろうが,
過去のプリントをやる上で
過度な「できない」に出会わなかったので気づかなかった。
いや,もしくは気づく土壌が自分にはなかったのだろう。
そして,きっと,たぶん,
その過度に「できない」プリントに出会うだろう
偶発性は狙ってできたのか,どうなのかは分からないが,
結果として適度な偶発性のある「手作り」教材が
非常に「いいあんばい」ということだろう。
なぜなら,
きっと開発者はその「過度にできないプリント」
気づきながらも修正を行ずに
ふとアンバランスな「過度にできないプリント」を
そのままのスモールステップであろう位置に残したままなのだ。
つまり,
開発者の意図に
してやられたわけだ。笑
(すべて憶測の話だけどもね。)
おしまい