no.389  らくだやことばこと今の仕事が非常にリンクしている話②

3-44,8:50,1mis

 

前回の話の続きになるが、 

rakuda-nagoya.hatenadiary.jp

 

寺子屋塾を主催している、井上さんから下記のようなコメントをもらった。

id:terakoyaman

やっぱりらくだメソッドは、平井さんが長男の有太くんという生身の人間を相手に試行錯誤しながらつくった教材であることが大きいとおもいます。もちろん、ただ闇雲に問題を解くだけでは難しいでしょうが、丁寧に学習プロセスをふりかえっていけば、取り組んでいくうちに、「内臓感覚」をベースに置いた学習が自ずと可能になるのではないでしょうか。

 

 

この「内臓感覚」という言葉をヒントにすると

内臓感覚というのは僕の理解でいくと

自分から出た問いを探求すること、だと考えている。

 

外発的に学習機会をもらうことがあっても

自分が学びたかったり、

自分の中での問い、つまり、なんでだろう?、知りたい!などの

感覚を頼りに学ぶことだと、考えている。

 

 

しかし、

従来の出張授業や一斉授業というのは

生徒の問いなしに授業が始まるのだ。

 

皆さんにもよくあることだが、

キーンコーンカーンコーン

はい、今日は教科書何ページの続きから始めます〜。

これこれはこれこれだよ〜。赤線引いて〜大事だよ〜。

 

・・・

いや、僕(生徒側)はそれを「学びたい」と思っていない。 

学びたいと思っていないのに「学ばさせられている」状態にある。

だから、ほとんど頭に入っていないし、学んでいる状態ではない。

 

そこで、僕らの遠隔授業で大事していることは

学びたいと思えるような仕掛け作りだ。

 

キャリア教育の一巻だから

「仕事や新製品に触れてみること」から始まる。

 

つまり、まず、やってみることだ。

やってみることで、問いや知りたいってことが生まれる。

 

だから僕らの授業は二段階構成で

一回目で体験してみる

2回目でそれを持って発表・コメントなどの対話をしてみる

となっている。

 

 

要所要所強引なところはあるが

この事業の哲学感はやっぱりらくだに非常に近い。

 

書きながら改めてそう思った。

ちなみに僕らの授業概要が分かりやすく取り上げられているので下記参照。

www.chunichi.co.jp

おしまい